環境経営の推進のために自社の環境保全投資を集計・分析し、投資対効果を経営の意思決定に反映させる「環境会計」に取り組んでいます。
2019年度の環境保全投資は、主として空調機更新、照明のLED化を実施しました。
また、インバータ、電気自動車電機駆動システムなどの研究開発費用が約10.4億円で、環境保全コスト全体は約12.2億円でした。
環境保全効果では、省エネ・創エネ投資や省エネ運用の改善活動により、CO2排出量1,585トン(前年度総排出量の5.6%相当)の削減となりました。
エネルギー費用では、約5,806万円、排出物の有償化により約8,124万円の経済効果も実現しました。
〔万円〕
項目 | 2018年度 | 2019年度 | |||
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投資額 | 費用 | 投資額 | 費用 | ||
事業エリア内コスト | 公害防止コスト | 0 |
609 |
0 | 615 |
地球環境保全コスト | 6,867 | 5,157 | 10,380 | 9,041 | |
資源循環コスト | 0 | 9,605 | 0 | 8,949 | |
(小 計) | 6,867 | 15,371 | 10,380 | 18,604 | |
上・下流コスト | 0 | 0 | 0 | 0 | |
管理活動コスト | 0 | 179 | 0 | 182 | |
研究開発コスト | 0 | 85,382 | 0 | 103,668 | |
社会活動コスト | 0 | 12 | 0 | 0 | |
環境損傷コスト | 0 | 0 | 0 | 0 | |
(合 計) | 6,867 | 100,931 | 10,380 | 122,461 |
環境保全効果の分類 | 環境パフォーマンス指標〔単位〕 | 2018年度 | 2019年度 |
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事業活動から排出する環境負荷 | 事業所からのCO2排出削減量〔t-CO2〕*1 | 2,152 | 1,558 |
〔万円〕
項目 | 2018年度 | 2019年度 | |
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企業内経済効果 | エネルギー費用 | 7,870 | 5,806 |
廃棄物処理費用 | 11,397 | 8,124 |
環境負荷低減への取組みを活性化するため、自主行動目標に向けて日々活動をしています。
下記は、2015年度から2019年度までの環境データ(実績)一覧です。
■安川電機
■安川グループ
算定した温室効果ガス排出量(スコープ1、2、3)の信頼性向上のため、一般財団法人 日本品質保障機構による第三者検証を受けています。