製品・サービスによる環境貢献

製品開発での取り組み

製品の省エネ、省資源・資源循環、化学物質の適正管理を重点目標として「資材調達」、「製造・販売」のみならず「製品使用」、「再生・廃棄時」を含めたライフサイクル全体での環境負荷削減の取り組みを加速しています。
製品開発段階では、製品アセスメント規定を定め、環境配慮設計が行われていることを検証し、一定の水準が満たされないものは、製品化できない仕組みにしています。また、LCA(ライフサイクルアセスメント)を導入したことで、製品ライフサイクル各段階の環境影響を見える化し、課題の明確化とその対策効果の検証が可能になりました。これらの仕組みを活用し、製品ライフサイクル全体で環境負荷をさらに低減していきます。

気候変動抑制など地球環境改善に貢献する「グリーンプロダクツ」

当社は製品を通じて、お客さまの生産性・省エネ性を飛躍的に向上させ、世の中の環境負荷を低減していきます。
この度、製品を環境視点で点数評価し、一定の基準を満たす製品を『グリーンプロダクツ』、業界最高水準の環境性能を発揮する製品を『スーパーグリーンプロダクツ』として認定する仕組みを作りました。

気候変動抑制など地球環境改善に貢献する「グリーンプロダクツ」

2017年度は、「スーパーグリーンプロダクツ」として6シリーズを認定し、累計18シリーズの認定となりました。
スーパーグリーンプロダクツ認定製品は、省エネ大賞を受賞するなど、外部からの高い評価も得ています。

スーパーグリーンプロダクツ

2017年度スーパーグリーンプロダクツ認定製品

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省資源に配慮した製品の開発

マトリクスコンバータU1000は、開発段階から省資源性・リサイクル性・環境保全性・安全性・省エネ性向上を目的として開発した次世代ドライブ製品です。設置面積を65%減、配線を70%減に改善できました。

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当社製品による環境貢献の事例

(1)電源回生と高調波対策機器内蔵による環境貢献

従来の電源回生設備構成のインバータ+コンバータ接続時では高調波対策部品(入力用ACリアクトル,高調波フィルタ用リアクトル・コンデンサ)が必要でした。これらの部品を使用するには多くの配線や大きな制御盤が必要であり、またこの対策部品によるエネルギーロスも発生していました。
当社はこの問題を解決するために、電源回生に必要な回路をすべて搭載した次世代モータドライブ、マトリックスコンバータU1000を開発、製品化しました。これにより電源回生による省エネだけでなく、高調波対策部品不要により省配線と省スペース化が実現でき大幅な省資源化に、また高調波対策部品で発生していたエネルギーロスがなくなるため省エネにも貢献します。
マトリックスコンバータU1000は、電源回生+省資源+エネルギーロス低減で優れた環境性能を発揮します。

(2)DCマルチリンク

DCマルチリンクとは、既存の電機品を変換ロスの少ない直流(DC)で繋ぐシステムです。モータの回生発電エネルギーや、太陽光・風水力発電といった自然エネルギーなどを、直接蓄電池に充電し、蓄電電力を直流(DC)のまま非常電源やピークシフト・ピークカット、ピーク電力アシストに使い、節電効果を高めることが期待できます。

発電する自動倉庫

当社ロボット第2工場で稼動中の自動倉庫(スタッカークレーン)へDCマルチリンクを適用し、回生蓄電制御技術の実証を行いました*。モータは回すと電力を消費しますが、回されると発電し、このことを回生電力と言います。
この事例では、クレーン下降時にモータが回されて生じる回生電力を蓄電し、クレーン上昇時に放電することで起動電力のアシストを実施します。
従来捨てていた回生エネルギーを『拾う省エネ』に加え、起動時の『ピーク電力の抑制』が行われる様子をリアルタイムモニタで見える化しており、お客様設備での回生エネルギー利用を検討していただくよい機会としていただいています。

ピーク電力アシスト有無の比較

実証では、確実にピーク電力アシストを行う停止充電モードや蓄電キャパシタ異常時にも運転を継続する自動回避モードなど、安心して設備をお使いいただくための機能を実装し、現在も評価を継続しています。

* <北九州環境未来技術開発助成>を活用し、実証を行っています。

(3)EVシステム

急速充電型電池推進船「らいちょう」

東京海洋大学殿建造の急速充電型電池推進船「らいちょう」へ当社のEV技術を採用いただきました。
この電池推進船は、リチウムイオン電池・推進モータを動力とすることで、「低騒音・低振動」、「航行中の排気ガスや二酸化炭素を出さない」、「高出力かつ短時間の充電時間」などを実現しています。

  • 急速充電型電池推進船「らいちょう」

  • 当社のEV駆動システム

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