生物多様性

生物多様性方針

安川グループは、持続可能な社会を実現するために、環境方針に定める環境保護基本理念、基本行動指針に基づき、地球環境の保護が人類共通の最重点課題の一つであるという考えのもと、我々の事業活動は生物多様性が提供する様々なサービスの上に成り立っていることを認識し、事業活動、社会貢献活動を通じて、生物多様性保全を推進します。

行動指針

  1. 事業活動において、地球温暖化の防止、資源循環・省資源、化学物質適正管理に努めます。
  2. 環境・エネルギー事業領域を推進することにより、省エネルギーと創エネルギーの両面から環境負担を軽減します。
  3. 従業員の生物多様性に関する知識を深め、地域、行政、NPO、NGOとも連携し、社内外での活動を実施します。

私たちの活動と生物多様性の関連性マップ

私たちの活動が、生物多様性にどのように依存または影響を与えているかを把握するため、「一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」が開発した「企業と生物多様性の関係性マップ」を参考に整理しました。
生物多様性との関わりを見える化することで、私たちの生物多様性保全に対する共通認識と意識を向上させ、重点的に取り組むべき環境活動を推進します。

生物多様性保全の取り組み

・サステナブルフードの提供

当社では、農作物を荒らす鹿や猪をジビエ料理として有効活用することで、野生動物の駆除活動を支援し、地域の環境保全に貢献しています。
社員食堂でジビエ料理を提供することで、従業員が気軽に環境活動に参加できる機会を創出し、「環境への意識向上」にもつながっています。
現在は、八幡西事業所、行橋事業所の2拠点にてサステナブルフードの提供を実施しており、今後は提供拠点の拡大を目指してまいります。

  • 鹿肉と規格外野菜のスパイシーカレー

    鹿肉と規格外野菜のスパイシーカレー

  • 猪肉と規格外野菜の牡丹鍋

    猪肉と規格外野菜の牡丹鍋

・SDGsアイデアコンテストで「特別賞」を受賞

2024年9月、岩谷産業グループが主催する「食」をテーマとしたSDGsアイデアコンテストに、安川グループ会社のドーエイが出場しました。
本コンテストでは、現在の食堂運営におけるSDGsの取り組みとして、「サステナブルフードの提供」「食品容器のフィルムタイプへの変更による資源削減」を発表しましました。さらに、新たなアイデアとして、「食品残渣の乾燥加工」「野菜自動生産システムによる食品ロス削減」など、持続可能な社会の実現に向けた提案を行いました。
これらの取り組みが高く評価され、「特別賞」を受賞いたしました。

  • SDGsアイデアコンテストで「特別賞」を受賞している画像
  • SDGsアイデアコンテストで「特別賞」を受賞している画像
・特定外来生物の駆除活動

八幡東事業所では、2017年度より毎年、特定外来生物「オオキンケイギク」の駆除作業に取り組んできました。
継続的かつ適切な駆除活動の結果、2024年度に完全駆除を達成しました。

  • オオキンケイギク

    オオキンケイギクの“発見”→“刈り取り”→“駆除”の流れ

YASKAWAの森

2015年6月にオープンした新本社地区(通称ロボット村)には、生物多様性に配慮し、地元の在来種を中心とした約100種類の樹木を植えた「YASKAWAの森」を作りました。平日は一般市民にも開放されるこの森は、市民が自然と親しみ、ふれあえる場となるよう育てていきます。
今後は、森に集まる生き物観察や、植樹体験などのイベントを計画し、学びの森としても活用していきたいと思います。

YASKAWAの森

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