地域との共生・共創

本社所在地である北九州市をはじめとして、当社が工場や事業拠点を有する地域を中心に、地域イベントへの積極的な参画やスポーツ振興、国内外のお客さまのご視察、産学官のコミュニケーションの場の提供など地域と共生・共創する社会貢献活動に取り組みます。

文化・スポーツ振興

「ギラヴァンツ北九州」の支援

「ギラヴァンツ北九州」は北九州市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブです。1947年創部の三菱化成黒崎サッカー部が前身となり、2010年に九州地区ではロアッソ熊本に次いで5番目、福岡県ではアビスパ福岡に次いで2番目のJリーグ加盟クラブとなりました。当社は、ギラヴァンツ北九州のオフィシャルスポンサーとしてチームを支援しています。

棟方志功画伯と安川電機

当社と棟方志功画伯との出会い

棟方画伯の制作風景

棟方画伯との出会いは、昭和26年頃、当時の宣伝課長が棟方画伯の板画に大変興味を持ち、荻窪のアトリエを訪問したのが始まりです。その後当社の施設に飾る作品やPR誌のカットをお願いしながらお付き合いを重ねるにつれ、棟方画伯の優れた作品を題材にしたカレンダーの制作へと発展していきました。

ただ昭和26年当時、日本の画壇における版画の地位はさほど高いものとはいえず、棟方画伯も無名の作家に近かったようです。 ところが同年のスイス・ルガノ国際版画展にて「女人観世音」が日本人初の優秀賞を受賞し、昭和30年に「釈迦十大弟子」がサンパウロ国際美術展にて最高賞に選ばれるなど徐々に海外での評価が高まり、その後日本においても広く認められるようになりました。世界的な作家となられた後も、変わることなくお付き合いが続いたことは、当社の貴重な歴史・文化であり誉れであるといえます。

棟方画伯と安川カレンダー

当社では昭和33年(1958年)から今日まで、棟方画伯の作品を題材にしたカレンダーを制作し、国内のお客さまにお届けし好評をいただいています。現在日本で作られている数多くのカレンダーのなかで、このような長期にわたって一人の画家の作品で統一しているものは他に例がありません。

西海道棟方版画
平戸呼子の柵

安川カレンダーは棟方画伯独自の作風による優れた作品での構成といった特色に加え、手漉き和紙への印刷による原画の美しさや持ち味の正確な再現性といった特色も持っています。また、この和紙に印刷した作品は台紙から剥がし、額装や表装することも可能ですので、一年が過ぎた後も楽しむことができます。

これまで数々の作品を安川カレンダーに使用してきましたが、その中でも特筆すべきものは、昭和46年の「西海道棟方板画」を皮切りとする、一連の「海道シリーズ」です。これは安川カレンダーのために棟方画伯と当社が一緒に企画・取材旅行をして制作されたオリジナル作品です。

制作にあたって特に大作を作ろうという気負いは、棟方画伯にはなかったそうです。夢中になって写生を楽しみ、景色を楽しみ、郷土の珍味を楽しむ。「とにかく取材旅行を楽しもう」、そのような想いがあったのでしょう。

棟方画伯の詳しい情報、作品は「棟方志功記念館」をお訪ねください。

文芸同人誌「九州文学」へ協賛

安川電機九州文学賞

「九州文学」は昭和13年に北九州地方を中心に活動していた火野葦平、岩下俊作などが中心となり、北九州地域における文芸活動を広げるために創刊されました。
同誌は地方文芸誌であるにもかかわらず、新人の文壇登竜門として高い評価を受けており、これまでに火野葦平、岩下俊作、原田種夫をはじめとして、その掲載作品や執筆陣から数多くの芥川賞・直木賞候補を出しています。また、同誌で発表された「まぼろしの邪馬台国」は平成20年に吉永小百合などの主演で映画化されました。
当社は2015年より同誌で「安川電機九州文学賞」を開催し、九州地区における文化活動の活性化に貢献しています。

災害復旧支援

自然災害で被災された方々の生活復旧のため、令和2年夏の豪雨災害の際には、会社とYASKAWA未来クラブより義援金を贈りました。

地域交流

工場・事業所見学や社会体験の受け入れ、地元サッカーチームへの協賛、地域イベントへの参加などを通じて地域の皆さまと交流し、より良い関係づくりに努めています。

ロボット村を活用した活動

2015年6月1日に100周年記念事業の一環として北九州市の本社事業所にロボット村がオープンして以来、その中核施設である「安川電機みらい館」への来館者数が2019年10月に15万人を突破しました。将来を担う子どもたちの育成への思い、そして創業時から支えていただいている地域の皆さまへの感謝を胸に、当社についての理解を深めていただけるよう、案内スタッフをはじめ、従業員一同、毎日多くの来館者の皆さまへ当社の魅力をお伝えしています。

今後も、地域イベントへの積極的な参画や国内外のお客さまのご視察、産学官のコミュニケーションの場の提供など、会社と地域社会をつなぐ窓口としてロボット村を積極的に活用し、地域と共生する安川グループの実現に努めてまいります。

「やすかわくん」の各種イベントへの出店

産業用ロボットを非製造業用途に活用する取り組みのひとつとして2010年夏にスタートしたソフトクリームロボット「やすかわくん」を引き続き各種イベントに出店しています。普段産業用ロボットを目にする機会の少ないお子様はもちろん大人の方にもお楽しみいただいています。

中間市役所に「なかっぱ探しロボット」を設置

中間事業所がある中間市の市役所に、当社の産業用ロボットを活用した「なかっぱ探しロボット」を設置しました。ロボットの前に並んだ4つのカップの中に隠れている「なかっぱ」(中間市公認キャラクター)を探し当てるゲームを通じて、市民の皆さまにロボットをより身近に感じていただいております。

農業体験

子どもたちに農業体験や自然とふれあう楽しみ、四季の移り変わりを体感してもらい、環境保護・自然保護活動に関心を持ってもらうこと、毎日の食事の大切さを感じてもらうことを狙いとして、当社OBの田んぼや農地をお借りして農業体験活動を実施しています。

リブリオ行橋への本の寄贈

「リブリオ行橋」は、行橋市に新たにできた図書館やホールを備える教育文化施設で、「子どもから大人・高齢者が集い、学びあえる交流空間」をコンセプトに、新たな地域交流拠点、文化・情報の発信拠点施設として、2020年4月1日に開館しました。
弊社からは「未来の科学者育成」と「九州発企業としての地域共生」を目的とし、理科系雑誌やSDGsに係る本等100冊以上の寄贈を行いました。

グローバルの社会貢献活動

米国

IMPACT Corporate Giving Program

米国安川は、IMPACT Corporate Giving Program(以下、IMPACT)を設立し、会社主催のプログラムや取り組みを通じて寄付やボランティア活動の支援をしています。
視覚障害や読書障害を持つ人々を支援するため、ラジオ・リーディング・サービス・プログラムに300時間以上のボランティア活動を提供したほか、各種イベントを通じて地域のチャリティのために合計25,000ドル以上の募金を集めました。
また、IMPACTでは、地域の各家庭に食料支援を行うフードバンクを支援するため、年間を通じた食料支援活動を行うなど、様々な活動を通じ地域の支援を行っています。

インド

団体献血を実施

インド安川のベンガルールとグルガオンの各オフィスにて団体献血を実施しました。ドナー適正検査に通過したメンバー、合計82名が献血に参加しました。
インドでも大勢の人が輸血を必要としています。特に血液疾患であるサラセミアの患者は15~20日に一度の頻度で輸血が必要で、今回出張献血キャンプに来ていただいた血液センターが血液を提供しているだけでも年間1,800人以上に上るそうです。今回の献血が、輸血を必要としている方々の救いになれば幸いです。

韓国

医療スタッフへ応援キットを贈呈

韓国安川電機では新型コロナウイルスの対応に尽力している医療スタッフに対するボランティア活動を企画しました。
「SEPARATE&TOGETHER」をキャッチフレーズとして、各拠点をインターネットで繫ぎ、全社員で感謝の気持ちを込め、医療スタッフに必要なアイテムを集めた応援キット(健康食品やお菓子、衛生用品など・500箱)をパッキングし、応援メッセージを添えました。
応援キットは、韓国安川電機のロボットセンタが所在するテグの病院2カ所に届けられました。私たちは、今回のボランティア活動をはじめ様々な方面で社会貢献活動を展開しており、今後も継続していく予定です。

中国

教育機関のロボットセンタ見学受け入れ

見学に来られた西南位育中学国際部の学生の皆さま

2014年に上海ロボットセンタを開設して以来、中学校、専門学校、大学など多くの教育機関から見学を受け入れています。写真は上海にある西南位育中学国際部の学生が見学に来られた時の様子です。学生の皆さまは、いろいろなロボットの動きやACサーボ、インバータのデモ機を食い入るように見ていました。そして併設されているアフターサービスセンタでは当社製品の修理・メンテナンスを行っている様子も熱心に見学されました。

欧州

チャリティイベントThe Baltic Sea Circle Rallyへの参加

2016年6月から7月にかけて、欧州安川の2人のエンジニアが、ヨーロッパ最北端のノールカップへ7,500km以上の距離をドライブし、慈善事業の資金を集めました。集まった資金で、児童福祉と子どもの貧困撲滅に向け活動している団体の支援を行いました。

  • スタート地点である欧州安川にて

タイ

タイのロボットセンタにて無料セミナーを開催

タイ国安川電機では非営利団体向けの無料セミナーを開催し、産業界の次世代人材の育成とその振興に貢献しています。2017年3月には、泰日経済技術振興協会より50名を超える方がロボットセンタを訪れ、最先端のロボット技術に関する実演やセミナーを体験されました。

  • ロボットセンタで行われた非営利団体向けセミナーの様子

日本

公益財団法人ジョイセフ(SAKURAプロジェクト)

役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動に参画しています。
安川電機労働組合が加盟している電機連合が各地域の会員にランドセルの寄贈を呼びかけ、回収をおこなっています。
当社においても組合と協同で、社内告知を行い、ランドセルの倉庫への送料および海外輸送費等を負担しています。2020年度は、39個のランドセルをアフガニスタンに送付しました。

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