地域との共生・共創

本社所在地である北九州市をはじめとして、当社が工場や事業拠点を有する地域を中心に、地域イベントへの積極的な参画やスポーツ振興、国内外のお客さまのご視察、産学官のコミュニケーションの場の提供など地域と共生・共創する社会貢献活動に取り組みます。

文化・スポーツ振興

世界体操への協賛

コロナ禍で開催自体も危ぶまれましたが、幸いにも2021年10月、北九州市で第50回世界体操競技選手権が開催され、当社もスポンサーの1社として開催を支援しました。当社のロボットが、表彰式で入賞者にメダル授与する際にプレゼンターを支援し、大会盛り上げの一役を担いました。

「ギラヴァンツ北九州」の支援

「ギラヴァンツ北九州」は北九州市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブです。1947年創部の三菱化成黒崎サッカー部が前身となり、2010年に九州地区ではロアッソ熊本に次いで5番目、福岡県ではアビスパ福岡に次いで2番目のJリーグ加盟クラブとなりました。当社は、ギラヴァンツ北九州のオフィシャルスポンサーとしてチームを支援しています。

棟方志功画伯と安川電機

当社と棟方志功画伯との出会い

棟方画伯の制作風景

棟方画伯との出会いは、昭和26年頃、当時の宣伝課長が棟方画伯の板画に大変興味を持ち、荻窪のアトリエを訪問したのが始まりです。その後当社の施設に飾る作品やPR誌のカットをお願いしながらお付き合いを重ねるにつれ、棟方画伯の優れた作品を題材にしたカレンダーの制作へと発展していきました。

ただ昭和26年当時、日本の画壇における版画の地位はさほど高いものとはいえず、棟方画伯も無名の作家に近かったようです。 ところが同年のスイス・ルガノ国際版画展にて「女人観世音」が日本人初の優秀賞を受賞し、昭和30年に「釈迦十大弟子」がサンパウロ国際美術展にて最高賞に選ばれるなど徐々に海外での評価が高まり、その後日本においても広く認められるようになりました。世界的な作家となられた後も、変わることなくお付き合いが続いたことは、当社の貴重な歴史・文化であり誉れであるといえます。

棟方画伯と安川カレンダー

当社では昭和33年(1958年)から今日まで、棟方画伯の作品を題材にしたカレンダーを制作し、国内のお客さまにお届けし好評をいただいています。現在日本で作られている数多くのカレンダーのなかで、このような長期にわたって一人の画家の作品で統一しているものは他に例がありません。

西海道棟方版画
平戸呼子の柵

安川カレンダーは棟方画伯独自の作風による優れた作品での構成といった特色に加え、手漉き和紙への印刷による原画の美しさや持ち味の正確な再現性といった特色も持っています。また、この和紙に印刷した作品は台紙から剥がし、額装や表装することも可能ですので、一年が過ぎた後も楽しむことができます。

これまで数々の作品を安川カレンダーに使用してきましたが、その中でも特筆すべきものは、昭和46年の「西海道棟方板画」を皮切りとする、一連の「海道シリーズ」です。これは安川カレンダーのために棟方画伯と当社が一緒に企画・取材旅行をして制作されたオリジナル作品です。

制作にあたって特に大作を作ろうという気負いは、棟方画伯にはなかったそうです。夢中になって写生を楽しみ、景色を楽しみ、郷土の珍味を楽しむ。「とにかく取材旅行を楽しもう」、そのような想いがあったのでしょう。

棟方画伯の詳しい情報、作品は「棟方志功記念館」をお訪ねください。

文芸同人誌「九州文学」へ協賛

安川電機九州文学賞

「九州文学」は昭和13年に北九州地方を中心に活動していた火野葦平、岩下俊作などが中心となり、北九州地域における文芸活動を広げるために創刊されました。
同誌は地方文芸誌であるにもかかわらず、新人の文壇登竜門として高い評価を受けており、これまでに火野葦平、岩下俊作、原田種夫をはじめとして、その掲載作品や執筆陣から数多くの芥川賞・直木賞候補を出しています。また、同誌で発表された「まぼろしの邪馬台国」は平成20年に吉永小百合などの主演で映画化されました。
当社は2015年より同誌で「安川電機九州文学賞」を開催し、九州地区における文化活動の活性化に貢献しています。

コロナ対策支援

コロナ禍で学業活動の継続が危ぶまれる生徒さんたちの生活支援のため、近隣の大学等にコロナ対策支援金を贈りました。

地域交流

工場・事業所見学や社会体験の受け入れ、地元サッカーチームへの協賛、地域イベントへの参加などを通じて地域の皆さまと交流し、より良い関係づくりに努めています。

ロボット村を活用した活動

2015年6月1日に100周年記念事業の一環として北九州市の本社事業所にロボット村がオープンして以来、その中核施設である「安川電機みらい館」への来館者数が2019年10月に15万人を突破しました。将来を担う子どもたちの育成への思い、そして創業時から支えていただいている地域の皆さまへの感謝を胸に、当社についての理解を深めていただけるよう、案内スタッフをはじめ、従業員一同、来館者の皆さまへ当社の魅力をお伝えしています。

今後も、地域イベントへの積極的な参画や国内外のお客さまのご視察、産学官のコミュニケーションの場の提供など、会社と地域社会をつなぐ窓口としてロボット村を積極的に活用し、地域と共生する安川グループの実現に努めてまいります。

グローバルの社会貢献活動

米国

IMPACT Corporate Giving Program

米国安川は、IMPACT Corporate Giving Program(以下、IMPACT)を設立し、会社主催のプログラムや取り組みを通じて寄付やボランティア活動の支援をしています。
視覚障害や読書障害を持つ人々を支援するため、ラジオ・リーディング・サービス・プログラムに300時間以上のボランティア活動を提供したほか、各種イベントを通じて地域のチャリティのために合計25,000ドル以上の募金を集めました。
また、IMPACTでは、地域の各家庭に食料支援を行うフードバンクを支援するため、年間を通じた食料支援活動を実施。地元の里親制度で、クリスマスにプレゼントがない子供向けのおもちゃを集めるなど、様々な活動を通じ地域の支援を行っています。

  • 集められたおもちゃ

インド

インド安川では、女性と子供の教育へのサポートに重点を置いて、さまざまな社会貢献活動を実施しています。
2021年はいくつかの学校への太陽光発電システムの設置、遠隔授業を支援するためのシステムの提供に加え、職業訓練学校へのロボットとインバータトレーニングキットの設置等を実施しました。

韓国

ウォーキング寄付チャレンジ

毎年、韓国安川電機では従業員全員でのボランティア活動を行っていますが、21年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い非対面で行いました。
スマホのモバイルウォーキングアプリを使用し、11月の1か月間の合計歩数の目標を達成することで寄付金額が決定する「ウォーキング寄付チャレンジ」という企画を実施しました。
アプリには目標歩数に対する進捗や日々の個人別の歩数ランキングが公開されたことから、従業員の運動不足解消・健康増進に繋がったことはもちろん、お互いのデータを見比べて目標達成に向け次のステップを計画するなどの活動が社内で繰り広げられました。
結果は、目標歩数の3千万歩を見事に達成し、2千万ウォンの寄付が実現しました。寄付金は21年12月22日に、当社ロボットセンターがあるテグ地域の病院に寄付されました。

欧州

「国境なき医師団」への寄付

顧客へのクリスマスギフトの手交を取り止め、その分をコロナ禍で人々を助ける仕事に従事している「国境なき医師団」を支援するための寄付を行いました。

  • オンラインでの寄付金贈呈式

日本

北九州市特別支援学校への寄付

社員からの提案を受け、北九州市に8校ある特別支援学校に寄付を実施しました。それぞれの特別支援学校は、いろんなハンディに対応すべく工夫して授業を実施しています。コロナの影響で様々な負担が増えているため、学校にご希望を伺い、コロナ対策のための衛生関連用品(マスク、消毒液、飛沫防止パネルパーティションなど)の購入支援を行いました。

  • いただいた感謝状

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