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生産性30%アップ・リードタイム1/2 ロボット新工場(MOTOMAN STATION)竣工
- 総生産能力は50%増の2000台/月へ(世界No.1) –

お知らせ2006年1月23日

 

 株式会社安川電機(取締役社長 利島 康司)は、業績が好調に推移する産業用ロボット“MOTOMAN(モートマン)”の生産体制再構築および生産能力強化を目的として、このたび本社(福岡県北九州市八幡西区)敷地内に、新工場を建設いたしました。
  1月23日に竣工式を行い、1月末から本格稼動します。

 

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1.新工場の概要と特徴

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新工場の概要

 

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工 場 名:「MOTOMAN STATION」(モートマンステーション)

 

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総 工 費:11億円

 

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建設期間:平成17年7月~11月。その後、生産設備の取付け等を行い、1月末から本格稼動

 

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建物面積:床面積9,000㎡、天井高13m、一部2階建て

 

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生産機種:スポット溶接・ハンドリング・塗装・パレタイジング等の中・大形ロボット

 

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生産能力:700台/月

   
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新工場の特徴

 

特徴としては、

 

1

部品や製品の移動距離を最短にするライン構成

 

2

JIT供給による保管量の削減

 

3

自社製ロボットの活用による自動化・省力化

 

4

量産機種と個別対応機種で最適生産方式の採用

 

 などの工夫により、生産リードタイム1/2、生産性30%アップ、部品保管量50%減を実現します。
 また、新たな役割として、人間からロボットへの置き換えが困難と考えられていた組立作業などの生産工程に関して、この新工場で実験的にロボットへの置き換えを試み、その検証結果を今後のロボット開発や顧客提案に生かしていく計画です。

 

2.生産体制再構築による効果

 

 新工場「MOTOMAN STATION(モートマンステーション)」を含め、同じ敷地内にある既存の工場・設備の強化と再構築により、当社ロボットの総生産能力は50%増の2000台/月となり、世界最大の生産拠点となります。
  また新工場建設や生産体制再構築は、開発用エリアの拡充につながり、新規ロボットの開発推進に貢献します。
 さらに、顧客からの要望が増加する当社ロボットを使用したシステム製品への対応強化を目的として、システム製品対応エリアも拡充しました。
 現在、当社ロボットの開発・情報発信の中心であるMOTOMAN CENTER(モートマンセンタ)を核に、生産を支える新工場「MOTOMAN STATION(モートマンステーション)」を加え、将来にわたってロボット開発・生産の拠点としての機能・能力を向上させることにより、企業体質強化を図っていきます。

 

[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機
ロボティクスオートメーション事業部  
事業企画部
課長補佐 安高 博之(アタカ ヒロユキ)
Tel.(093)645-7703
Fax.(093)631-8140

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