全国農業協同組合連合会(JA全農)  サルモネラ菌検査の前処理工程

お客さま導入事例

全国農業協同組合連合会(JA全農) サルモネラ菌検査の前処理工程

全国農業協同組合連合会(JA全農)家畜衛生研究所クリニックセンターでは、全国の養鶏場から検体を集め、サルモネラ菌の有無について検査しています。その検査の前処理工程で、当社のバイオメディカル用双腕ロボット「MOTOMAN-CSDA10F」、ハンドリング用単腕ロボット「MOTOMAN-MH24」を活用いただいています。

サルモネラ菌の検査は多くの複雑な工程で構成されています。従来は全て人手で行っていたため、作業者に大きな負担がかかっていました。特に、検体を塗抹する作業は熟練度が必要とされるため、人によるバラツキが発生することも課題でした。そこで、安川電機のバイオメディカル用双腕ロボットを活用し、「サルモネラ菌検査の前処理工程」の自動化システムをJA全農と共同開発しました。

バイオメディカル用双腕ロボット「MOTOMAN-CSDA10F」は、医療やバイオ研究分野での使用に最適化したロボットで、人の熟練作業を再現し、高い精度で繰り返し作業させることができます。このロボットと単腕ロボットを組み合わせて、分注から塗抹まで一連の動作を自動化させることに成功しました。これにより、高い精度の検査結果が得られるとともに、作業者の負担になっていた重量物を扱う作業や繰り返し作業を削減できました。また、培養液に接触する機会も減ったことで安全性が向上するとともに、ロボットを夜間に作業させることで効率化にもつながりました。

前処理の流れ

ロボット導入によるメリット

人手作業によるばらつきがなくなり、高い精度の検査結果が得られる。
夜間にも作業ができることで、効率化。
人が培養液に接触する時間が80%以上減り、安全性が向上。
重たい培地ボトルを扱う作業や繰り返し作業が減少し、作業環境が改善する。

お客さまの声

本会のサルモネラ菌検査は年間4~5万検体を取り扱っていますが、全て人手による検査で負担が大きかったことから、ロボットの導入を決めました。
サルモネラ菌の検査では、特に寒天培地への試料の塗抹の工程で熟練度やセンスが必要とされます。また、寒天培地は厚さや傾きが一つ一つ微妙に違うため、人による熟練作業をロボットにいかに正確に再現させるかが難問でした。そこで寒天培地を傷つけないように塗抹するため、ちょうど良い圧力や高さを研究し、それをロボットで再現させるように、安川電機様にはかなり細かいリクエストに応じていただきました。これにより、サルモネラ菌検査の7割以上を占める、寒天培地を用いたサルモネラ菌検査をロボットで処理することが可能となりました。
これまでに類を見ない画期的な製品ですので正直なところ予想外の事態も様々発生していますが、安川電機様からの丁寧なサポートを支えに、ロボットの機能のフル活用を目指したいと考えています。

 

全国農業協同組合連合会(JA全農)家畜衛生研究所クリニックセンター

所在地 : 千葉県佐倉市大蛇町7
事業内容 : 家畜や畜産物の衛生検査・指導、畜産物の安全性検査
HP : https://www.zennoh.or.jp/about/research/livestockhygiene.html/

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