JR九州エンジニアリング株式会社 新幹線の車両部品の塗装

お客さま導入事例

JR九州エンジニアリング株式会社 新幹線の車両部品の塗装

九州新幹線の整備基地で導入された塗装システムに、当社のロボットを活用いただいています。

2011年に全線開業した九州新幹線の整備基地が「JR九州熊本総合車両所」です。こちらの施設で導入された塗装システム「COPHR(コペル)」に、当社のロボットMOTOMAN-GP200RとMOTOMAN-GP25-12を採用いただきました。主に新幹線N700系、800系で使われている台車の各種ダンパー部品などを塗装する工程で活躍しています。
従来、塗装は汚れたり重量物を扱う作業のため、作業員に大きな負担がかかっていました。そこで、安川電機とJR九州エンジニアリングがロボットを活用した塗装システムを共同で開発しました。これにより、作業員の負担を軽減させるとともに、効率化や塗装品質の向上も実現することができました。

COPHR(コペル)の由来:Combined Painting and Handling Robotsの頭文字をとって命名。
天文学の常識を覆す地動説を提唱したコペルニクスをイメージした。

COPHR(コペル)の基本構成(塗装の流れ)


ロボット導入によるメリット

年間で1800時間の省力化(作業員1名分に相当)
汚れたり、重量物を扱う作業のため、作業者の負担軽減が図れた(3K作業からの解放)
最小限の塗膜で均一な塗装が可能となった(品質の安定化)

お客さまの声

これまで部品塗装は熟練の作業員がはけを使って塗装していました。しかし、70Kgもあるような重い部品をクレーンでつり上げてうら返すなど、作業には危険もあり、ロボットの導入を決断しました。導入するに当たり、できるだけコストを抑えるためにロボット以外の付帯設備を必要としない設計を心掛け、安川電機の担当者と当社のエンジニアが何度も何度も打ち合わせを繰り返し開発しました。
特に注力したのが塗装前の部品を所定の位置へ移動させる「搬送台車」と、搬送台車に部品をつり下げるためのアタッチメントの役割を果たす「セット治具」と呼ばれる道具で、これらは当社自前の溶接技術を駆使して製作しました。これによりロボットが正確に部品をハンドリングするための位置決め機構が実現しました。決められた位置に部品が設置されていないとロボットが部品をつかむことができません。1mmの狂いも許されない極めて高いハードルでしたが、熱意を持って取り組み課題を克服しました。

会社紹介

JR九州エンジニアリング株式会社 新幹線熊本車両事業所
所在地 : 熊本市南区富合町田尻343 JR九州熊本総合車両所内
事業内容 : 車両・機械設備検査・修繕・開発、ものづくりに関する業務

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