技術論文 2025 No.2
農業分野におけるロボット技術の応用による自動化の取組み

松浦英典 松村好優 小﨑聖那

技術開発本部 アグリメカトロニクス開発部

2025年12月4日

 国内農業における高齢化や労働力不足などの社会課題に対し,ロボットおよびモーション技術をベースとして,きゅうりの葉かき・収穫作業およびいちごの選果・パック詰め作業の自動化に向けた技術開発に取り組んでいる。
 きゅうりの葉かきでは,実証施設での検証を重ね,現地導入を完了した。収穫作業では,実証施設での検証が完了し,現地導入に向け準備中である。いちご選果では,等級判定や重量推定,品質検査,見栄え評価の各工程において人手作業と同等以上の出来栄えを目標に技術検証を進めている。本稿では,実用化に向けて検討を行っているこれらの技術やシステム開発の取組みを紹介する。
 なお,本稿は参考文献1)「農業分野におけるロボット技術の応用による自動化の取組み」,日本ロボット工業会機関紙「ロボット」279号(2024)を再編したものである。

 

目次

1.まえがき P1
2.きゅうりの葉かき・収穫作業の自動化対応 P1
2.1取組み概要
P1
2.2課題への取組み
P1
2.2.1ロボットシステムの開発
P1
2.2.2ロボットシステムの実証
P2
2.3今後の取組み
P2
3.いちご選果・パック詰め作業の自動化対応 P2
3.1取組み概要
P2
3.2課題への取組み
P3
3.2.1ロボットシステムの開発
P3
3.2.2ロボットシステム各工程の詳細
P3
3.3ロボットシステム実現に向けた要素技術
P3
3.4今後の取組み
P4
4.むすび P4

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