新着情報

世界初のGaN搭載パワーコンディショナを開発
- 設置面積2分の1で、効率98%以上を達成 -

技術2012年10月31日

 株式会社安川電機(代表取締役社長 津田 純嗣)は、世界で初めてGaN(窒化ガリウム)パワー半導体モジュールを搭載した次世代パワーコンディショナを開発し、当社現製品との設置面積比2分の1の小形化と、業界最高レベルの変換効率98%以上を達成しました。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2012/10/256_top_1.jpg

1.開発のねらい

 国内外における自然エネルギー利用やスマートグリッド構築のニーズの高まりから、パワーコンディショナの需要は、今後ますます拡大していくと予測されています。当社は、2010年の太陽光発電用パワーコンディショナPV1000の販売開始を皮切りに、当社が得意とする電力変換技術をベースとした電気エネルギー活用技術・活用製品の開発を加速しております。
 今回の開発は、2012年8月に当社が提唱した『メカトロパラダイムシフト』*1の推進の一環であり、家庭に設置される太陽光発電用パワーコンディショナを想定し、高効率かつ小形化の実現性を検証したものです。

2.主な技術内容 

 高速スイッチング、かつ低損失動作が可能なGaNパワー半導体モジュールを米国Transphorm, Inc.と共同で開発し、当社が長年培ってきたドライブシステムの回路や構造の技術、そして新たに開発した制御技術を組み合わせることで、大幅な効率向上と小形化を実現しました。
・電力仕様:DC250V入力/AC200V出力,定格容量4.5kW
・設置面積:当社現製品の2分の1(体積 約10L)
・変換効率:最大98.2%、定格時97.5%

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2012/10/256_index_1_1.jpg

3.今後の展開

今後2年以内の製品化を目指します。

 

 

*1 メカトロパラダイムシフト :新パワーデバイスや磁性材料の進化によりドライブシステムの高集積化が進み、それを搭載する機械システムの形態や性能が画期的に変化するという技術の潮流を指す当社の造語。

 

【お問い合わせ先】
株式会社安川電機
技術開発本部 開発研究所
エネルギー変換技術グループ
パワーエレクトロニクス技術担当課長
井手 耕三
Tel:093-571-6317 
Fax:093-571-6028

PAGE TOP