新着情報

水平多関節型スカラロボットMOTOMAN-SGシリーズ2機種を販売開始
ー新たなラインアップにより「i3-Mechatronics」によるデジタルデータソリューションを強化ー

新製品2019年12月16日

 株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:小笠原 浩)は、電気・電子部品を始めとした3C(コンピューター・家電製品・通信機器)市場、および三品(食品・医療品・化粧品)市場など、高速なサイクルタイムが求められる小型部品の組立工程や搬送工程などに最適な水平多関節型スカラロボットMOTOMAN-SG400(可搬質量3kg、最大リーチ400mm)とMOTOMAN-SG650(可搬質量6kg、最大リーチ650mm)の2種を販売開始します。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/sg_001.jpg

1.製品化の狙い

 当社は、溶接、ハンドリング、組立て、塗装、液晶パネル・半導体ウエハ搬送など、アプリケーション別に最適なロボットを次々に商品化し、市場に投入してきました。近年は、生産年齢人口が減少し深刻化する労働力不足を背景に、自動車産業以外の一般産業分野でもロボットを導入した自動化での生産性向上や製造コスト削減が強く求められています。3C市場や三品市場においては、これらの自動化のニーズが特に高まっています。このたび販売開始するリーチの異なる2種類の水平多関節型スカラロボットは、一般産業分野での小型部品の組立てや搬送、箱詰め、仕分け、検査といった工程を主なターゲットとしています。

 当社は、長期経営計画「2025年ビジョン」で「新たな産業自動化革命の実現」を掲げ、製品による自動化に加え、生産現場の視える化などデジタルデータソリューションによって生産性の向上や止まらないラインの実現を図るソリューションコンセプト「i3-Mechatronics」を提唱しています。これまで当社が提供してきた垂直多関節型ロボットである一般用途向け小型ロボット「GPシリーズ」、「MotoMINI」、人協働ロボット「HCシリーズ」などに、新たに販売開始する水平多関節型スカラロボットを組合せることで、多様化する一般産業分野のお客さまのニーズに応えるとともに「i3-Mechatronics」の提案力を強化します。

2.主な特長

高い動作性能

 標準サイクルタイムSG4000.32秒、SG6500.29秒とクラス最高レベルの動作性能を実現しており、高速かつ高精度な動作が可能です。

※ 水平300mm,垂直25mm,2kg負荷の往復動作

3.主な用途

 小型部品の組立て、搬送、箱詰め、仕分け、検査など

4.販売計画

(1)販売時期  20191218日(水)

(2)販売価格  オープン価格

 

 なお、本製品は20191218日(水)~21日(土)に開催される2019国際ロボット展(会場:東京ビッグサイト 南2ホール 小間番号S2-03)へ出展します。

 

【お問い合わせ先】

株式会社 安川電機 

ロボット事業部 事業企画部 営業推進課

宇郷 徳昭

TEL:093-645-7703

FAX:093-645-7802

PAGE TOP