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業界初、サーボ調整が不要なACサーボ 「JUNMAシリーズ」新発売

新製品2005年11月14日

 

 株式会社安川電機(取締役社長 利島 康司)は、最新のサーボオートチューニング機能の充実により、サーボ調整を不要にしたACサーボ「JUNMAシリーズ」を開発し、2006年3月に販売を開始いたします。

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ACサーボドライブ「JUNMAシリーズ」

 

1.製品化のねらい

 ACサーボは、ステッピングモータに比べ、抜群の位置決め性能を実現しますが、サーボアンプのサイズが大きいこと、最適なサーボ性能に調整することが難しいことから、一般産業用機械の簡易な位置決め用途で使用される事があまりありませんでした。近年、一般産業用機械の装置の高速、高精度化や小型化の要求に伴って、ACサーボへの置き換えの動きが高まっています。しかし、従来ステッピングモータが主流であった一般産業用機械の簡易な位置決め用途では、サイズ以外に、調整の難しさがサーボ化への課題となっており、セットアップ、サーボ調整の容易さへの対応の要求が強くなってきています。

 こうした状況の中、以下の2つのポイントに重点をおいた新コンセプトの製品としてACサーボドライブ「JUNMAシリーズ」を開発いたしました。今回は、最も要求の多い750W以下の容量をシリーズ化いたしました。

 (1)

セットアップ簡易化、サーボ調整を不要にすることによるステッピングモータ並の操作性の実現

 (2)

業界最小のサイズを実現

2.主な特長

 (1)

セットアップ簡易化、サーボ調整を不要にすることによるステッピングモータ並の操作性の実現
当社が開発した最新のオートチューニング機能により、高い応答性を出すための調整を不要にしました。セットアップのためのパラメータをなくし、箱から出して配線をするだけで運転可能となりました。高い応答性を実現し、ステッピングモータ並の操作性を実現することが可能となり、ACサーボとしては業界初の商品(※1)となります。(※1・・当社独自調査)
モータは、中慣性モータを採用しており、制御の安定性を向上させています。

 
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ACサーボ「JUNMAシリーズ」の簡単セットアップ、調整レス

  指令分解能選択一覧

指令分解能選択 1000p/rev 、2500p/rev 、5000p/rev、10000p/rev(※)

※p/rev : モータ一回転のパルス数

     
 (2)

業界最小のサイズを実現
最新の構造設計技術を駆使し、アンプの本体の小型化を実現しました。単相200Vでは、業界最小のサイズ(※2)です。(※2・・当社独自調査)

   
 
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業界最小サイズを実現したACサーボアンプ「JUNMAシリーズ」

   

3.主な用途

  5相ステッピングモータ、DCブラシレスを使用していて、サーボ特性が必要な位置決め用途に最適です。
  (1)ボールねじ、ベルト駆動等の汎用装置
  (2)彫刻機、包装機、印刷機
  (3)一般搬送装置など  

4.販売計画

  (1)販売開始  2006年3月20日
  (2)販売計画  4000台/月
  (3)販売価格  オープン価格

5.その他

  社団法人日本電機工業会が主催するシステムコントロールフェア2005(2005年11月15日~18日
  会場:東京ビックサイト)にて、ACサーボ「JUNMAシリーズ」を使用した展示を行ないます。

【参考資料】

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[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機
モーションコントロール事業部  
事業企画部
事業推進課 今永 一弘
Tel.(04)2962-5226
Fax.(04)2962-6138

 

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