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太陽光発電用パワーコンディショナ XGI1500 150kWを販売開始
-DC1500V級パワーコンディショナを新たにラインアップ-

新製品2020年6月16日

 株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市 代表取締役社長:小笠原 浩)は、産業用高圧および発電事業者用特別高圧案件向けの分散型太陽光発電用パワーコンディショナ XGI1500 150kWを、20201月に米国市場に投入したのに続き、6月15日より日本市場において販売開始しましたのでお知らせします。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/XGI1500_150kW.png

    XGI1500 150kW

1.製品化のねらい

 2020年1月、日本政府は脱炭素社会の実現に向けた「革新的環境イノベーション戦略」を策定しました。その中で重要開発テーマ5分野の最初の柱として「エネルギー転換」分野が掲げられており、「新たな素材や構造による太陽光発電の飛躍的な効率向上と低コスト化による、再生可能エネルギーの主力電源化を図る」ことが明記されています。容量50kW未満の小規模太陽光発電設備市場が成熟期を迎えた今、パワーコンディショナは太陽光発電システムのキーコンポーネントとして、産業用高圧および発電事業者用特別高圧セグメントにおけるシステムコストの低減に寄与することが求められています。そのような中、2018年にリリースしたXGI1000 65kWに続き、産業用高圧と発電事業者用特別高圧の2つの領域で適用できる高電圧かつ高出力(1500 150kW)のモデルを開発しました。

2.主な特長

(1)太陽光発電システムのトータルコスト低減

①高電圧化でシステム費用を低減

直流入力電圧を1500Vまで高電圧化することで、損失を低減するとともに、パワーコンディショナの台数や交流集電箱、配線などの周辺部材費用の低減が可能です。

 

②施工費の低減

据付け、工事、パラメータ設定までを含めた関連施工費を低減します。

 

③運転・保守の費用低減

LCDレス、電解コンデンサレス、ヒューズレス設計を採用することで部品数の削減、そして保守を行う際の費用低減に貢献します。

また、Wi-Fiを内蔵し、スマートデバイス(アプリ不要)からパワーコンディショナとの通信、一括設定、簡易モニタリングが手元で可能となり、初期設定や試運転調整、運転および保守の効率化に貢献します。さらに、ねじ端子台採用により、テスター等の操作性も優れています。

 

(2)安心保証

長寿命化を考えた設計により、製品は標準で5年間の無償保証が付帯しています。

 

(3)広範、良質なサービスネットワーク

YASKAWAコンタクトセンタでの24時間受付、日本全域サービスネットワークでお客さまをサポートします。万一の故障に対しては迅速に現地に駆けつけ原因究明と発電所の早期復旧にあたります。

3. 製品仕様

三相トランスレス太陽光パワーコンディショナ 150kW

適合規格:系統連系規程(JEAC9701-2019)

4.主な用途

連系用太陽光発電システム(産業用高圧および発電事業者用特別高圧案件向け)での分散型設置

5.販売計画

・販売開始:2020615日(月)

・販売価格:オープン価格

6.過去の関連ニュースリリース

太陽光発電用パワーコンディショナ XGI1000 65kWを発売(20181114日)

https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/product/57195

 

 

【お問い合わせ先】

株式会社 安川電機

環境・社会システム事業部 環境エネルギー部

林 賛恵光

TEL:0930-23-5079 FAX:0930-23-5249

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