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安川電機の産業用ロボット　世界最高速のアーク溶接ロボットを開発
－ロボット速度最大40％アップにより生産性向上に貢献－

新製品2007年2月26日

　　株式会社安川電機（取締役社長　利島　康司）は、新型アーク溶接ロボット「MOTOMAN－SSA2000」と「MOTOMAN－SSF2000」の2機種を開発し、平成19年3月1日より販売を開始します。

1．製品化のねらい
	新型アーク溶接ロボットは、アーク溶接の生産性を大幅に向上するために、ロボット速度を当社従来機種比最大で40％アップし、世界最高速を実現しました。さらに、ロボットコントローラとアーク溶接電源間の信号処理時間の最短化により無駄時間も削減しました。　これらの実現により生産性の向上に大きく貢献いたします。

2．主な特長
	アーク溶接サイクルタイムが15％（当社従来機種比）短縮し、生産性が向上いたします。
	・ロボット速度及び加速度を大幅向上
		ロボットアームの各関節を駆動するサーボモータに最新の制御技術を適用することにより、回転数やトルク性能を最大限に引き出すことを可能としました。　その結果、ロボット速度や加速度が大幅向上し、あらゆる動作において移動時間の短縮を実現しました。
	・アーク溶接電源の最適制御
		ロボットコントローラとアーク溶接電源間のコミュニケーションに新アルゴリズムを採用しました。これにより、信号処理時間の最短化を図り、ロボットアーム移動完了と同時にアーク溶接をスタートさせるなど、無駄時間の削減によりサイクルタイムの短縮を実現しました。

3．主な用途
	自動車関連部品を主としたアーク溶接用途

4．販売計画
	(1) 販売開始　　2007年3月1日
	(2) 販売計画　　6000台／年（2機種合計）
	(3) 販売価格　　357万円／セット　税込み（2機種とも同価格）　　　　　　　　　（ロボット本体、コントローラ、プログラミングペンダント）