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ACサーボモータの累積出荷台数1000万台を達成

お知らせ2012年6月4日

 株式会社安川電機(取締役社長 津田 純嗣)は、サーボドライブ(サーボモータおよび制御装置)のリーデイングカンパニーとして1984年8月にACサーボドライブを投入して以来28年目の今年、ACサーボモータの累積出荷台数が、1000万台を突破いたしましたのでお知らせします。

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1.ACサーボモータ累積出荷台数1000万台までの経緯

 1984年にACサーボドライブ製品を初投入後、1992年9月に「Σシリーズ」を投入。翌年1993年にACサーボモータの累積出荷台数が100万台、2005年には500万台を達成しました。その後、2007年5月に販売を開始した現在の主力機種である「Σ―Vシリーズ」の投入効果により、2012年3月に1000万台に到達しました。

2.ACサーボドライブの進化

 安川電機は、ACサーボドライブ市場において、常に革新的な技術を盛り込んだ製品を開発し、機械の持つ潜在能力をフルに発揮させ、機械の価値を大きく高める道具として、お客様にご満足いただけるACサーボドライブ製品を供給してまいりました。
 1992年9月、世界に先駆け、「小さい、速い、やさしい」をコンセプトに、当時の常識を打ち破る小形化、高速・高精度な位置決め、そして抜群に使いやすいACサーボ「Σシリーズ」を市場投入いたしました。その後、1997年9月に「Σ―IIシリーズ」、2002年3月に「Σ―IIIシリーズ」を開発し市場投入しました。そして、環境保護に対する規制への対応や、市場からの更なる高性能化、利便性の改善、安全規格対応へのニーズに応えるため、2007年5月に現行の主力機種である「さすが凄腕!使えるサーボ Σ―Vシリーズ」を製品化し市場投入しました。
 「Σ―Vシリーズ」は、世界最高性能・使いやすさ・優れた拡張性をコンセプトとし、市場用途に最適なサーボモータと、制御性能の向上、新アドバンストオートチューニング等の各種調整機能を標準搭載したサーボパックによって、お客様の装置の性能を最大限に発揮することが出来ます。

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       拡大図    
       【資料1】Σシリーズ製品の変遷と出荷累計1000万台までの推移

3.今後のACサーボドライブの市場動向

 ACサーボドライブを必要とする市場は、幅広い用途に広がり、今後も拡大し続けています。
【資料2】に示すように、当初は、繊維機械、工作機械、食品・包装機械、印刷機械など限定された市場で使用されてきましたが、現在では、高性能を重視される半導体製造装置、電子部品実装機や、大トルク・高精度・省エネが要求されるプレス関連、射出成形機などに使用されています。
 今後は、今までの産業用装置に加えて、エネルギーの効率的な利用が要求される装置や、移動体装置、介護・医療等の非産業用途等、新しい分野へも拡販・展開していきます。
同時に、省配線化、制御性能などの性能向上に加え、高速ネットワーク、CPUの高速化技術を市場の新しいニーズに展開し、更にお客様に喜んでいただけるサーボ製品の提供を目指します。

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       拡大図  
       【資料2】サーボの市場・用途での位置づけ

【お問い合わせ先】
株式会社 安川電機
モーションコントロール事業部 事業企画部 事業企画チーム
三輪 卓也
TEL:(04)2962-7915
FAX:(04)2962-6138

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