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創立100周年事業「安川電機歴史館」開所について
~歴史的な建造物を活用し安川電機のモノづくりの原点を示す~

お知らせ2016年3月7日

 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、旧安川電機本社事務所の講堂を改修し、当社がこれまで開発してきた製品や創業者を含め草創期を支えた安川家の軌跡を紹介する「安川電機歴史館(以下歴史館)」を201641日(金)より一般公開いたします。一般公開に先立ち34日(金)に開所式を執り行いましたのでお知らせいたします。

 

 当社は昨年創立100周年を迎え本社敷地内に「YASKAWAの森」そしてものづくりの楽しさ・すごさを体感していただく「安川電機みらい館」をロボット村としてオープンしました。このたび開所する歴史館は、多くの日本人建築家にも影響を与えたチェコ出身の建築家アントニン・レーモンド氏に設計を委嘱し、1954年に竣工した旧本社事務所の講堂を保存・活用するものです。またデザインが特長的だった玄関アプローチも保存します。館内には、安川電機のものづくりの原点となるモータの受注第一号機(1917年)や国内初の全電気式産業用ロボット「MOTOMAN-L10」の受注第一号機(1977年)などの展示を行います。合わせて安川創業家の功績を紹介するなど、創業時から受け継がれている安川電機の「ものづくりへの志」を来場者に触れていただくだけでなく、当社従業員にも伝え・承継していきます。ロボット村オープン時に開放空間としている「YASKAWAの森」の敷地面積は約10,000㎡でしたが、歴史館の開所後は、約15,000㎡とこれまでの1.5倍になります。

 

 開所式では、代表取締役会長兼社長の津田が挨拶し、「我々にとっては思い出が見える形で残すことができました。本当に緻密なあるいは巧みな技術ですばらしい形で蘇りました。100年の歴史というものは文化をつくる歴史でした。我々が今やっていることが次の歴史をつくっていくことだと肝に銘じる場所になると思います」と述べました。

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    〔開所式 テープカットの模様〕

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    〔安川電機歴史館 館内の模様〕

安川電機歴史館について  

・施設名称:安川電機歴史館 (YASKAWA History Museum)

・建物の特長:チェコ出身の建築家アントニン・レーモンド氏がデザインした講堂と玄関アプローチを改修した鉄筋平屋建て。薄いシリンダー形シェルを3つ連続させた特長的な形は今もなお前衛的な印象を与え、象徴的なモチーフとなっています。

・敷地面積:311

・開 館 日:201641日(金)から(予約制)

     (※月曜日~金曜日〔土日祝日・当社休日・会社都合による見学休止日を除く〕)

・主な展示品:理想の工場を描いた「アンマンドファクトリの概念図」

       三相誘導電動機 20HP受注第一号機

       VSモータ 製品第一号機

       国内初全電気式産業用ロボット「MOTOMAN-L10」受注第一号機

       坂本繁二郎画伯「モートル図」(レプリカ)

       孫文先生「世界平和」(レプリカ)

       創業安川家の「ものづくりへの志」パネル展示 など

【お問合せ先】

株式会社 安川電機

広報・IR部長

林田 歩

TEL: 03-5402-4564

FAX: 03-5402-4580

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