製品・サービスによる環境貢献

製品開発での取り組み

製品の省エネ、省資源・資源循環、化学物質の適正管理を重点目標として「資材調達」、「製造・販売」のみならず「製品使用」、「再生・廃棄時」を含めたライフサイクル全体での環境負荷削減の取り組みを加速しています。
製品開発段階では、製品アセスメント規定を定め、環境配慮設計が行われていることを検証し、一定の水準が満たされないものは、製品化できない仕組みにしています。また、LCA(ライフサイクルアセスメント)を導入したことで、製品ライフサイクル各段階の環境影響を見える化し、課題の明確化とその対策効果の検証が可能になりました。これらの仕組みを活用し、製品ライフサイクル全体で環境負荷をさらに低減していきます。

気候変動抑制など地球環境改善に貢献する「グリーンプロダクツ」

当社は製品を通じて、お客さまの生産性・省エネ性を飛躍的に向上させ、世の中の環境負荷を低減していきます。
この度、製品を環境視点で点数評価し、一定の基準を満たす製品を『グリーンプロダクツ』、業界最高水準の環境性能を発揮する製品を『スーパーグリーンプロダクツ』として認定する仕組みを作りました。

気候変動抑制など地球環境改善に貢献する「グリーンプロダクツ」

2016年度は、「スーパーグリーンプロダクツ」として5シリーズ、「グリーンプロダクツ」として2シリーズを認定して、累計12シリーズの認定となりました。
スーパーグリーンプロダクツ認定製品は、省エネ大賞を受賞するなど、外部からの高い評価も得ています。

スーパーグリーンプロダクツ

認定
年度
製品名 製品の環境配慮
ポイント
外部表彰
2016
年度

安川インバータ
GA700

第4の省エネとしてモータ効率を最大化する新型汎用インバータ

  • ・モータの消費電力を監視し、常にエネルギー効率を最大化
  • ・EZベクトル制御により簡単調整
  • ・クラウド対応でメンテナンス性向上
  • ・RoHS指令、REACH規則対応

Σ-7シリーズ (サーボパック)
SGD7C

コントローラ内蔵2軸一体サーボパック

  • ・一体化によりる省エネ・省資源・省スペース・省配線を実現
  • ・回生電力有効活用
  • ・PLCレスで小規模システム構築可
  • ・RoHS指令、REACH規則対応

2013年度
日刊工業新聞社
第56回十大新製品賞(日本力賞)

Σ-7シリーズ (サーボパック)
SGD7S、SGD7W

2軸一体化により、省エネ・省資源・省スペースを実現

  • ・パワー密度5%以上向上、回生電力の有効活用
  • ・減量化、省配線化、部品点数削減、LCA完了
  • ・RoHS指令、REACH規制対応

2013年度
日刊工業新聞社
第56回十大新製品賞(日本力賞)

ロボットコントローラ
YRC1000(小容量盤)

“Smart, Slim, Saving”コンセプトのロボットコントローラ

  • ・世界最小サイズ
  • ・世界共通サイズ
  • ・新動作制御適用(高精度・高速化)
  • ・プログラミングペンダント世界最軽量

2016年度
グッドデザイン賞

ロボット
MOTOMAN-AR1440,
MOTOMAN-GP12

クラスNo.1の可搬質量、速度で高生産性を実現するロボット

  • ・12kg可搬質量クラス最高速
  • ・省エネ性向上
  • ・スリム化による適用範囲拡大
  • ・耐環境性強化・保守性改善による利便性向上
2015
年度

安川マトリクスコンバータ
U1000

AC-ACの双方向変換を実現した回生一体型ドライブ

  • ・回生エネルギー有効活用による省エネ
  • ・高調波レス(高調波抑制ガイドラインを単体でクリア)
  • ・高調波対策の周辺機器『不要』
  • ・設置面積低減、配線数減
  • ・商用電源切替機能

平成27年度省エネ大賞
(経済産業大臣賞)

スーパー省エネ高圧インバータ
FSDrive-MV1000

シンプルな主回路構成によって世界最小サイズを実現した高圧ドライブ

  • ・世界最小サイズ
  • ・業界最高水準の変換効率
  • ・高調波レス(高調波抑制ガイドラインを単体でクリア)
  • ・マルチモータ運転機能
  • ・セル1個単位のメンテナンスが可能

2013年度
優秀省エネルギー機器表彰
(日本機械工業連合会会長賞)

優秀省エネルギー機器

Σ-7シリーズサーボモータ

小型化、高精度、高効率化を実現したサーボモータ

  • ・小型化
  • ・高分解能
  • ・高効率、低発熱
  • ・防水性工場 (IP67)

2013年度
日刊工業新聞社
第56回十大新製品賞(日本力賞)

PAGE TOP

グリーンプロダクツ

認定
年度
製品名 製品の環境配慮
ポイント
2016
年度

太陽光発電用パワーコンディショナ
Enewell-SOL P2

優れた変換効率とともに小型化、省配線化を実現

  • ・発電性能の向上 (高効率変換、効率カーブの早期立ち上がり)
  • ・太陽光パネルの過積載に対応し発電量を最大化
  • ・減量化、省配線化

ベスタクトリレー

性能と信頼性が認められ、新幹線の自動停止装置、他たくさんの部位に採用

  • ・長寿命化により交換頻度を低減
  • ・減量化、基盤実装型による配線レス
2015
年度

安川インバータ高性能
ベクトル制御A1000

高性能な電流ベクトル制御を高効率の同期電動機にも適用可能とした安川インバータドライブ

  • ・あらゆるモータの制御を実現
  • ・エンコーダレス位置決め制御
  • ・革新的トルク特性
  • ・多彩なオートチューニング機能を搭載

マシンコントローラMP3300

環境や省エネへの配慮をコンセプトとしたマシンコントローラ

  • ・業界最速のスキャン同期が可能
  • ・高精度制御(倍精度実数型、64bit整数型対応)
  • ・セットアップ時間を大幅短縮
  • ・サーボ消費電力モニタ機能

省資源に配慮した製品の開発

マトリクスコンバータU1000は、開発段階から省資源性・リサイクル性・環境保全性・安全性・省エネ性向上を目的として開発した次世代ドライブ製品です。設置面積を65%減、配線を70%減に改善できました。

当社製品による環境貢献の事例

(1)電源回生と高調波対策機器内蔵による環境貢献

従来の電源回生設備構成のインバータ+コンバータ接続時では高調波対策部品(入力用ACリアクトル,高調波フィルタ用リアクトル・コンデンサ)が必要でした。これらの部品を使用するには多くの配線や大きな制御盤が必要であり、またこの対策部品によるエネルギーロスも発生していました。
当社はこの問題を解決するために、電源回生に必要な回路をすべて搭載した次世代モータドライブ、マトリックスコンバータU1000を開発、製品化しました。これにより電源回生による省エネだけでなく、高調波対策部品不要により省配線と省スペース化が実現でき大幅な省資源化に、また高調波対策部品で発生していたエネルギーロスがなくなるため省エネにも貢献します。
マトリックスコンバータU1000は、電源回生+省資源+エネルギーロス低減で優れた環境性能を発揮します。

(2)DCマルチリンク

DCマルチリンクとは、既存の電機品を変換ロスの少ない直流(DC)で繋ぐシステムです。モータの回生発電エネルギーや、太陽光・風水力発電といった自然エネルギーなどを、直接蓄電池に充電し、蓄電電力を直流(DC)のまま非常電源やピークシフト・ピークカット、ピーク電力アシストに使い、節電効果を高めることが期待できます。

発電する自動倉庫

当社ロボット第2工場で稼動中の自動倉庫(スタッカークレーン)へDCマルチリンクを適用し、回生蓄電制御技術の実証を行いました*。モータは回すと電力を消費しますが、回されると発電し、このことを回生電力と言います。
この事例では、クレーン下降時にモータが回されて生じる回生電力を蓄電し、クレーン上昇時に放電することで起動電力のアシストを実施します。
従来捨てていた回生エネルギーを『拾う省エネ』に加え、起動時の『ピーク電力の抑制』が行われる様子をリアルタイムモニタで見える化しており、お客様設備での回生エネルギー利用を検討していただくよい機会としていただいています。

ピーク電力アシスト有無の比較

実証では、確実にピーク電力アシストを行う停止充電モードや蓄電キャパシタ異常時にも運転を継続する自動回避モードなど、安心して設備をお使いいただくための機能を実装し、現在も評価を継続しています。

* <北九州環境未来技術開発助成>を活用し、実証を行っています。

(3)EVシステム

急速充電型電池推進船「らいちょう」

東京海洋大学殿建造の急速充電型電池推進船「らいちょう」へ当社のEV技術を採用いただきました。
この電池推進船は、リチウムイオン電池・推進モータを動力とすることで、「低騒音・低振動」、「航行中の排気ガスや二酸化炭素を出さない」、「高出力かつ短時間の充電時間」などを実現しています。

PAGE TOP