INTERVIEW03

様々な専門分野の
技術者と
仕事をしていく中で、
総合的な力を持つ
エンジニアへ

  • 技術職(開発設計/モーションコントロール事業部)
  • 杉原 富紀Fuminori Sugihara
  • 2008年入社 / 生命体工学研究科 生体機能専攻修了

Profile

高専時代の恩師が安川電機出身、かつ大学院時代の研究がモータ制御に関する内容であったこともあり、自然と安川電機に興味を持つ。自分の学びや経験を活かすべく、入社を決意。

Career Path

2008年
入社。モーションコントロール製品に関する業務を通してサーボパック・コントローラ製品知識を学ぶ
2009年
工作機向けサーボパックのパワー回路設計に従事
2013年
サーボパックのグローバル製品や中国向けカスタム製品の開発に従事
2018年
ロボットコントローラ用多軸サーボパックの開発に従事

入社の決め手は?

高専時代の人の縁と、
大学院時代の学びを活かせる道へ。

高専時代の恩師が安川電機出身の方であったこともあり、早い段階で安川電機に興味を持っていました。加えて、進学した大学院ではモータ制御を研究テーマとして選択しており、就職先として安川電機を選ぶことは、自分にとって意義のあるものでした。修士1年の際に安川電機のインターンシップに参加し、会社の雰囲気や業務内容を体験。それは自分にとって好感触で、具体的な就職先として安川電機の存在が固まり、実際に入社に至りました。
入社後、回路設計に取り組み、IGBTなどのパワーモジュールや電解コンデンサの選定などについて勉強し、さらに、先輩方のご指導もいただきながら業務を進めていきました。

仕事のやりがいは?

若い頃の海外経験が、
現在の仕事の糧になっている。

現在、お客さまごとにカスタマイズされた多軸サーボパックの開発に取り組んでいます。カスタマイズ製品なので、お客さまにお話しを伺いながら、製品の仕様を固めていくことが仕事となります。また、ロボットコントローラに内蔵される多軸サーボパック開発対象にも取り組んでいます。基本的には回路設計が専門領域ですが、製品によっては回路設計・基板設計・構造設計・設計検証・海外規格認証・量産化など一連の業務スケジュール管理も行っています。
成長の体験としては、入社6年目に、海外拠点(中国・瀋陽)で業務に取り組んだことです。設計者として赴任し、加えて現地メンバのマネジメントと教育を担うことになりました。今の自分があるのはこの時期に大変な思いをして、それを乗り越えたからだと考えています。

今後の目標は?

複雑になりがちな製品開発体制を見直し、
より高効率的な組織づくりに貢献したい。

お客さまごとにカスタマイズした製品開発は、多種多様な製品の維持管理が発生します。そこで考えているのは、外専内標(社外から見ると専用品だが、社内から見ると標準品という製品)の開発を進めることで、効率的な製品開発体制を構築することです。効率化を実現することで、時間の有効活用につながり、自身のスキルアップはもちろん、後輩の育成などに取り組むことができるようになります。結果、チーム全体の技術力の底上げが図られることで、よりイノベーティブな製品開発ができると思っています。
安川電機では、専門領域の違う技術者と一緒に仕事をする機会がたくさんあり、製品開発を広い視野から俯瞰的に見ることができます。総合的な知識を有する技術者を目指したい方には、とても適した環境だと思いますよ。

1日のスケジュール(一例)

08:30
出社
08:30 - 09:00
メールチェック、返信等
09:00 - 10:00
開発中の製品の評価状況の進捗確認
10:00 - 12:00
ロボット事業部と次世代製品に関するWeb会議
12:00 - 12:45
昼休憩
12:45 - 15:00
新製品回路設計業務
15:00 - 16:00
過去製品維持開発打ち合わせ
16:00 - 17:00
後輩と新製品の仕様に関するディスカッション
17:00
退社