技報安川電機

Vol.68 No.1 2003年の技術の成果

[ロボティクスオートメーション事業]
産業用ロボット全機種を新形へ切り替え,用途最適形を投入し販売開始

写真:用途最適形ロボットMOTOMAN-EA1400N(アーク溶接トーチ搭載例)と新形ロボットコントローラNX100
用途最適形ロボットMOTOMAN-EA1400N
(アーク溶接トーチ搭載例)と
新形ロボットコントローラNX100

 産業用ロボット"MOTOMAN"全機種を対象に,顧客の使いやすさを徹底的に追求した新形ロボットに切り替え,2003年7月から順次販売を開始した。

 従来のロボットは溶接やハンドリングなど多様な目的に使用できる汎用ロボットが主力であったが,汎用の概念を捨て去り,各用途でのニーズを最大限に取り入れて,用途別に最適化した新形ロボット(Eシリーズ)を品揃え・市場投入した。汎用タイプも,より高性能・高機能化を追求した新形機(HPシリーズ)に一新したほか,使いやすく高性能の新形ロボットコントローラ(NX100及びNXC100)に切り替えた。

 例えば,特に需要の多いアーク溶接,スポット溶接などの用途最適化では,溶接用ケーブルやホース類,溶接ワイヤなどをすべてロボットアームに内蔵できる。省設置面積に加え,ケーブル類の干渉や切断・劣化などの防止,ティーチング時間の大幅な短縮,溶接精度の飛躍的向上など,新形ロボットは品質・機能・信頼性を一段と向上した。

※技報安川電機より抄録を記載