※各種調査機関および当社調査による推定。
安川電機は1915年の設立以来、「事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉に貢献する」という経営理念に基づき、"モータの安川"から"オートメーションの安川"を経て"メカトロニクスの安川"へと常に時代の主力産業を支え続けてきました。
現在は、「モーションコントロール」「ロボット」「システムエンジニアリング」の3つの事業領域へと展開。世界最高水準の技術力とノウハウを駆使し、お客様や世の中の抱える課題を解決する“トータルソリューションカンパニー”として、産業と社会の発展に貢献しています。今では世界中で通用する言葉になっている「メカトロニクス」。このコンセプトは安川電機が1960年代後半に、お客様の機械装置と当社の電機品を融合し、より高い機能を発揮できるようにとの考えから、世界に先駆けて提唱したものです。
機械の制御に電子技術を応用し、高性能化を図るメカトロニクス技術は、今日ではさまざまな産業の自動化・効率化に大きく役立っています。
![[Motion Control]世界シェアNo.1の信頼性で、毎日の暮らしとモノづくりを見えないところで支えています。](img/page_copy02.gif)

ムダなエネルギーを使わず、スムーズに動かす。このモーションコントロール技術は安川電機の得意分野です。安川電機はサーボドライブのリーディングカンパニーとして、始動、停止、逆回転など、コントローラの指令通りに動くACサーボドライブを1984年に市場に投入して以来、ACサーボモータ累計出荷台数が2006年に500万台を突破しました。モータの回転数を自由に制御し、スムーズな動力伝達を実現するインバータとともに、世界シェアNo.1を保ち続けており、現在も、ACサーボモータからダイレクトドライブサーボ、リニアサーボと形を変えながら進化を続けています。
安川電機のモーションコントロール技術は、工作機械、ロボットなどの産業機械をはじめ、身近なところでは、エアコン、洗濯機、さらにオフィスビル・デパートなどのエレベータにも利用されています。また、汎用インバータは「省エネ」ニーズの高まりにより需要も拡大しており、健康・医療・福祉介護関連機器、アミューズメント関連機器、生活関連機器などの新たな用途が広がっています。
環境問題が注目されている昨今、インバータは省エネ機器としてますます脚光を 浴びていますが、コア技術であるパワーエレクトロニクスの応用技術により、太陽光発電、小型風力発電をはじめとした小型分散電源事業への取り組みも強化しています。
![[Robotics]さまざまな分野で活躍する産業用ロボットの技術を、より人に優しく、より人に近い領域へ。](img/page_copy03.gif)

安川電機が独自のモーション制御技術を駆使して、日本初の全電気式産業用ロボット“MOTOMAN(モートマン)”第1号機を生みだしたのは1977年のこと。以来、自動車工場や電気機器工場などでの溶接や塗装、組み立てから、液晶や半導体などの搬送にいたるまで、さまざまな作業を自動化するロボットを次々に開発し、国内外の産業用ロボット市場をリードしてきました。2002年には出荷台数で世界トップシェアを獲得し、自動車関連、機械、電気、金属、物流など、世界中のさまざまな産業分野で幅広く活躍しています。
1990年には世界で初めてロボットがロボットを作る工場「モートマンセンタ」の操業を開始。そして2006年、「複数の腕を持ち、自由に移動できる自立型ロボットを含め、世界の工場や生活環境で活躍するロボットの生産拠点として、人間とロボットが協調して働き、ロボットを作りだす」というコンセプトの新工場「モートマンステーション」も稼働を開始しました。グローバルNo.1のロボットメーカーとしてさらなる飛躍を目指します。
また、近年では、当社が培ってきた産業用ロボットの技術を活用し、サービス分野など非製造部門で使われるロボットへの取り組みも力を入れています。より人に優しく、より人に近い領域へ。夢に終わりはありません。
![[System Engineer]24時間の安定操業をサポートする高度なシステムエンジニアリング技術。快適な街づくりに活かされています。](img/page_copy04.gif)

安川電機は長年にわたり、大型プラント設備などの産業用電機品の開発・生産に携わり、高度なシステムエンジニアリング技術を蓄積してきました。その技術と信頼で、現在国内で稼働中の鉄鋼プラント全ての高炉30基に、安川電機の制御装置が採用され、24時間の安定操業を支えています。2005年には、直列多重形マトリクスコンバータ方式を採用し、電源回生機能と電源高調波レス・モータサージ電圧レスを両立した高圧マトリクスコンバータ装置を世界で初めて製品化。高精度な制御が要求される鉄鋼圧延設備に導入され、高品位な製品作りと共に設備の省エネにも貢献しています。
また、水処理プラント設備をはじめ、道路・鉄道の輸送インフラ設備など、安定稼動が必須条件である公共電気設備も私たちが得意とする分野です。たとえば、一時たりとも止めることの出来ない上下水道設備には、確かな信頼性だけでなく、環境問題やコスト削減などの社会的要請を受け、省エネ、高度処理、施設の有効活用などが求められています。安川電機は、こうした多様なニーズにお応えすべく、最先端の電気計装技術、情報処理・通信技術を駆使した新しいシステムの構築提案を行っています。
さらに、新規事業として、これまで培った技術をベースに、太陽光・風力発電などクリーンエネルギー分野への取り組みを開始しています。