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太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL 100kW」に200V級機種が登場
– 工場の屋根等、中容量用途に最適 –

新製品2013年10月8日

 地球温暖化の抑制や災害対策の必要性から、太陽光や風力など再生可能エネルギーの活用に対するニーズが高まっています。株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、2011年に産業用パワーコンディショナの中・大容量機種として製品化したEnewell-SOL 100kW 400Vに加え、同じ容量で200V級の機種をラインアップし、販売を開始いたします。

  • https://www.yaskawa.co.jp/wp-content/uploads/2013/10/323_top_1.jpg

1.製品化の狙い

 当社は、中期経営計画「Realize 100」における新規事業の柱の一つである「環境・エネルギー」事業領域の取組みを強化しております。なかでも、風力や太陽光など自然エネルギーによる発電関連事業を「創エネルギー」分野と名付け、当社のパワー変換技術をベースに自然エネルギーを効率よく活用する製品開発を進めております。
この「創エネルギー」分野の柱の一つとして、太陽光発電用パワーコンディショナを開発、2010年から産業用として10kWクラスを、また2011年から100kWクラス(400V級)を販売しています。
 近年は、全量固定価格買取制度の後押しもあり、1000kWを超えた大規模容量のメガソーラーの事例や、工場の屋根等に設置する中容量用途のニーズが増えています。メガソーラーの用途では、400V級の機種や10kWの機種を使った分散型設置で対応が可能ですが、このたび工場の屋根等に設置する中小規模のニーズに対応するため、200V級の機種を製品化しました。長年培ってきたインバータの技術を生かし、幅広い入力電圧に対応していることや、長い設計寿命、そして自立運転機能など、信頼性が求められる産業用途に対し確実に対応いたします。

2.主な特長

(1)幅広い入力電圧範囲
入力電圧DC250V~600Vで運転可能です。
(2)幅広いタイプの太陽電池に対応
商用トランスによる絶縁方式とすることで、シリコン薄膜を含むあらゆるタイプの太陽電池に使用可能です。
(3)長寿命とメンテナンス性
設計寿命20年のロングライフと、内部モジュール化によるメンテナンスの容易化を図りました。
(4)自立運転機能
系統停電時の非常負荷運転用として自立運転機能を持っています。

3.販売計画

(1)販売開始:2013年10月8日
(2)販売計画:2013年度100台
      

[お問い合わせ先]
株式会社 安川電機 インバータ事業部  
環境エネルギー機器事業統括部 推進部
部長 山田 達哉
Tel:(0930)23-5079
Fax:(0930)23-3010

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