
株式会社安川電機(取締役社長 利島 康司)は、下水処理水の再利用や工場排水処理に用いることができるオンサイト・オゾン水処理装置を製品化しました。新技術を各部にバランス良く採用することにより、従来の散気方式に比べて装置全体がコンパクトにまとまり、導入費と維持管理費の大幅な低減、容易な搬送と設置、工期の短縮などのメリットがあります。下水処理場他、2年以上におよぶ実機によるフィールド試験を行い、信頼性を確認して製品化しており10月21日より販売を開始します。 |
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「装置外見」 |
1.製品化のねらい
水不足の解消や豊かな水環境への要求が高まるなか、下水処理水の再利用や、排水の高度処理の必要性が高まりつつあります。政府も様々な施策を通じて水循環利用を拡大しようとしています。 今回、高い性能と大幅な小型化を両立することによって、これらの課題を解決したオゾン水処理装置を開発し、機種としては下水の再生処理を行うときの一日の処理水量により、200/400/800/2000/3000m3タイプの5機種を製品化して水循環利用の拡大に貢献します。 |
2.特長
クリーンで水分量を極限まで除いた酸素を原料とする高濃度オゾン発生装置、自社開発のエゼクタ*1で構成した高効率オゾン溶解装置、オゾン水が希釈されない押出し流れを形成する構造のコンパクト反応塔、排オゾンガスの分解処理には小型でメンテナンスのかからない加熱式排オゾン分解装置*2を採用することにより、高い性能と大幅小型化を達成しました。さらにこれら全ての設備をワンベース上に配置することにより以下のメリットを実現しました。 2.1 設置性の向上 2.2 工期の短縮 |
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2.3 維持管理費の低減 |
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| (1) | クリーンで水分量を極限まで除いた酸素を生成するシステムを構築し、セラミックス誘電体のオゾン発生機を採用することにより、高濃度オゾンを発生するとともに、信頼性が高く長期間安定した性能を維持します。 |
| (2) | 一般に採用されている散気管は目詰まりが発生して性能が低下するため、定期的な清掃や交換作業が必要でしたが、本装置では自社開発のエゼクタを採用しており、高濃度オゾン水を生成するとともに、目詰まりがなく安定した性能を維持します。 |
| (3) | 排オゾンガスの分解処理には、一般に活性炭や触媒方式が数多く採用されていますが、定期的な交換が必要であるとともに、分解性能を阻害する泡や水分の除去設備や排風設備等から構成される複雑な設備でした。本装置に採用している加熱式排オゾン分解装置は、オゾンの熱特性を利用し高温で確実に分解するため安全で信頼性が高く、メンテナンスのかからないシンプルな処理法です。加熱に要する電力費も気にならないほど安価です。。 |
2.4 移動による処理が可能 |
2.5 導入費の低減 |
3.装置の主な用途
| (1) | 下水処理水やビルピット排水の再利用(修景・親水、トイレ・洗車などの雑用水)や臭気の改善 |
| (2) | 工場排水やプロセスラインでの脱色・脱臭・殺菌、CODの低減(食品・化学・電子分野など) |
| (3) | し尿処理プロセスにおける脱色・脱臭・CODの低減 |
| (4) | 廃棄物埋立地浸出水における有害有機物(ダイオキシン類)処理のための促進酸化処理法(過酸化水素や紫外線との併用処理)への適用 |
4.販売計画
| (1) | 販売開始 2004年10月21日より販売開始 | |
| (2) | 販売目標 10セット/年を予定 | |
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販売価格 最小機種200m3タイプ:3千万円から |
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なお本装置はパシフィコ横浜で開催される下水道展'04横浜(7月27日(火)から30日(金)まで)で紹介しています。
【文中語句説明】
| *1 エゼクタ | ||
| 加圧水をノズルに送ってノズル部分に負圧をつくることにより、気体を液体中に引き込み、混合させる装置。 | ||
| *2 排オゾンの熱分解方式 | ||
| オゾンが高温で短時間に分解する性質を利用し、水中に未溶解の排オゾンガスを加熱して瞬時に分解して無害化する方式。 | ||
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図1.装置の説明 |
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写真1.屋外設置仕様機の設置風景 |
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写真2.装置の設置例 |
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図2.システム構成図 |
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| [お問い合わせ先] |
| 株式会社 安川電機 |
| システムエンジニアリング事業部 |
| 公共営業部 大渕 博義 |
| Tel.(03)5402-4534 |
| Fax.(03)5402-4589 |