
株式会社安川電機(取締役社長 中山 眞)は、1977年に日本で初めての全電気式産業用ロボット“MOTOMAN”(モートマン)を出荷して以来、27年目の本年11月25日に累積出荷台数10万台を達成します。 |
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出荷10万台目と同形機の「MOTOMAN-ES165N」 |
1.出荷10万台達成までの経緯
安川電機は、1977年に“MOTOMAN”第1号機を出荷し、その後は順調に生産台数を増やし続け、1988年に累積出荷台数1万台を達成しました。この1万台達成までに約11年かかりました。その後1万台/約2~3年のペースで生産を続け、1998年10月に初出荷から22年目に5万台を達成し、累積出荷台数で世界トップクラスになりました。 なお、記念すべき10万台目のロボットは、本年度から全機種の新形機への切り替え第1陣として7月から販売開始した最新形の用途最適形ロボットで、溶接用の装備ケーブルやホース類をロボットアームにすべて収納できるスポット溶接用途の「MOTOMAN-ES165N」(可搬質量165kg)です。欧州の某大手自動車メーカ向けに出荷されます。 |
2.当社のロボット生産状況
| (1) | 現状のロボット生産について 当社における産業用ロボット及びそのシステム製品の生産は、主に自動車関連、機械、電機、金属、物流分野などでのアーク溶接やスポット溶接、塗装、ハンドリング、シーリング、パレタイジング用途、それに液晶やPDP(プラズマディスプレイパネル)などのFPD(フラットパネルディスプレイ)製造分野におけるガラス基板搬送用クリーンロボットです。ロボットに搭載できる可搬質量は最小3kgから最大500kgまでの基本・応用展開機種を揃え、広範囲の各種アプリケーションに対応しています。またこれらのほか、半導体製造分野を対象にしたウエハ搬送用クリーンロボット・真空ロボット、搬送システム製品等を生産しています。 また、本年は、産業用ロボットの全機種を対象に、各種ロボットアプリケーションにおける使いやすさを徹底的に追求した新形ロボットとして、各用途におけるお客様の声(ニーズ)を最大限に取り入れた用途最適形ロボットを開発し、順次市場投入しています。 あわせて、これまで小倉事業所(北九州市小倉北区)で生産していた半導体・液晶関連分野向けのロボットを、現状の主力工場であるロボット工場(モートマンセンタ)のある北九州市八幡西区に集約するとともに、クリーンルームを含めた大幅な改装・拡張を進めており、今後の生産台数増加に備えて、月産1,500台の生産能力体制を構築中です。 |
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| (2) | 売上・受注状況とシェア状況 2003年度上期(4~9月)の売上高実績は約374億円(前年同期比27%増)、受注台数は産業用ロボットで約6,200台(同26%増)で、用途別では特にアーク溶接用、スポット溶接用、塗装用、それに液晶ガラス搬送が好調です。また、2003年度の見通しでは、ロボット事業部全体の売上高で約800億円、受注台数で約13,000台が見込まれ、このうち産業用ロボット受注台数は約12,000台、半導体関連ロボットが約1,000台です。10月以降から半導体関連ロボットの受注も活発化しており、予想値以上が達成できそうです。 産業用ロボット“MOTOMAN”シリーズは、2002年の出荷台数で世界トップシェア(約18%)を達成しました。特にアーク溶接用ロボットの出荷台数では常に断トツの世界トップシェアを維持(2002年:約43%)しているほか、液晶などのガラス基板搬送用クリーンロボットでも世界トップシェア(2003年度上期:約60%)を獲得しています。 |
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3.今後の展開
産業用ロボットの需要は、自動車関連市場を中心にこれまで急速に伸びてきており、最近では特に欧米、日本を含むアジアにおける自動車関連市場及び半導体・液晶市場への伸びが期待されています。 |
4.記念式典での実演、展示内容
次世代ロボットの「SmartPal」が、司会者との会話、挨拶を行い、出荷台数10万台目の記念プレートを受け取った後、自走して10万台目のロボット「MOTOMAN-ES165N」のところまで運び、担当者へ手渡すという実演を行います。また、小形の双腕ロボット「MOTOMAN-UPJ3D」が記念出荷のテープカット補助としてテープを支える実演も行います。 |
| [お問い合わせ先] |
| 株式会社 安川電機 |
| ロボティクスオートメーション事業部 事業企画部 |
| 課長 富田 也寸史 |
| Tel.(093)645-7703 |
| Fax.(093)631-8140 |