
株式会社安川電機(取締役社長 中山 眞)は、下水処理水の再利用などに用いることができるオンサイト・オゾン水処理装置を開発しました。本装置はオゾン反応塔と排オゾン分解装置を小型化しワンベース上に配置することで装置全体がコンパクトにまとまっています。その結果、イニシャルコストとメンテナンスコストの低減、容易な搬送と設置、工期の短縮など、多くのメリットが期待できると考えています。今後事業化に向けた取り組みを進めていきます。 |

装置外見
1.開発のねらい
水不足の解消や豊かな水環境への要求が高まるなか、下水処理水の再利用の必要性が高まりつつあります。政府も様々な施策を通じて水の循環利用を拡大しようとしています。 |
2.特長
オゾンの溶解手段にエゼクタ*1を、排オゾンの分解処理に熱分解方式*2を採用することで、反応設備を大幅に小型化しました。さらに、オゾン計装制御設備と反応設備を各々一体化することで、狭小スペースへの設置や工期短縮が可能になります。 |
2.1 2つの工夫による反応設備の小型化
(1) 反応塔の小型化 (2) 排オゾン分解処理設備の小型化 2.2 設置が簡単 オゾン計装制御設備と反応設備を各々コンパクトに一体化しワンベース上に配置しましたので、工場で製作・試験後そのままトラックで搬送できます。そのため、現地での据付工事や試験が簡単になり、工期を短縮できます。 2.3 メンテナンスコストの削減 (1) 従来の散気管は、長期間使用すると目詰まりが発生し性能が低下するため定期交換の費用が必要でしたが、当社はエゼクタを採用していますので目詰まりがなく、定期交換は不要です。 (2) オゾンを分解する方法として、触媒や活性炭を用いる方式は定期交換が必要でしたが、当社の熱分解方式は定期交換が不要です。 3.装置の主な用途 (1) 下水処理水の再利用(修景・親水、トイレ・洗車などの雑用水) 4.販売計画
(1) 販売開始:2004年度より販売を予定 [文中語句説明] *1 エゼクタ: *2 排オゾンの熱分解方式: なお本装置は東京ビッグサイトで開催される下水道展'03東京 [ 2003年7月22日(火)~25日(金) ] で参考出展しています。 |
| [お問い合わせ先] |
| 株式会社 安川電機 |
| システム工場 技術部 新規事業担当 |
| 課長 杉井 隆造 |
| Tel. (0930) 25-2108 |
| Fax. (0930) 23-3402 |